李知郷 卒展
-私の顔が見えますか?-
日時
2025/3/2-3/6
10:00-20:00
会場
gallery chodemi 朝鮮大学校美術棟1階
一言で表せない人間の性格、個性、キャラクター性…所謂多面性、そこから浮き彫りになる人間の醜さをテーマにした作品を主にお届けします。
貴方はこのフライヤーの顔がどう見えていますか?笑顔に見えますか?果たして本当に彼は笑っているのでしょうか。
全ての面からよく見て本当の姿を知った時、貴方はそれを、その人を愛することが出来るでしょうか。
展示のテーマに沿った作品と共に主催者である李知郷の過去作も展示いたします。
姜叡心 卒展
日時
2025/2/24-2/28
10:00-20:00
会場
gallery chodemi 朝鮮大学校美術棟1階
現代社会は、白と黒、正義と悪、勝者と敗者という単純な二元論に回収されがちです。しかし、現実はそんなに単純ではありません。戦争や政治、歴史、アイデンティティ——それらの問題は複雑に絡み合い、容易に白黒をつけられるものではないのです。そうした単純な枠組みでは捉えきれない領域、それが「GRAY ZONE」です。
本展示は、大国間のイデオロギー対立や、今日まで続く植民地支配の影響によって分断が加速する現代社会において、あえてその中間にある「曖昧な領域」に焦点を当てます。二極化が進む世界の「間」にあるものを問いただし、見る人それぞれが異なる視点で読み解き、自らの解釈を見つける場となることを目指しています。
あなたの目には、この「グレーゾーン」はどのように映るのでしょうか?
曖昧さを見つめ、不確実な未来をともに想像する機会となることを願います。
姜美礼 卒展
日時
2025/2/12-2/16
10:00-20:00
会場
gallery chodemi 朝鮮大学校美術棟1階
社会の在り方、個人への尊重、未解決の問題。
本展示では、多忙な日常に中で見過ごしてしまうものを再認識する機会を提供します。
作品を通じて忘れ去られた風景や無意識に避けてきた感情、社会生活での葛藤等ないがしろにされているものを形にしています。
観る人々が自分自身の日常や内面に目を向け、新たな気づきを得ることを願っています。
この個展が、訪れる方々にとって心の奥深くに眠る何かを呼び覚ますきっかけになれば幸いです。
朴菜花 卒展
日時
2025/2/18-2/22
10:00-20:00
会場
gallery chodemi 朝鮮大学校美術棟1階
在日朝鮮人の女性にとって、チマチョゴリは単なる衣装ではなく、学校制服として身につけ、民族的アイデンティティや歴史を象徴する重要な存在です。しかし日本では、チマチョゴリを着ることで差別や偏見、攻撃、嫌がらせといった深刻な被害を受けてきた歴史があります。
この痛ましい現実を踏まえ、彼女たちのチマチョゴリへの想いを尊重し、その文化的、歴史的意義を正しく理解する必要があります。
チマチョゴリは、彼女たちの青春時代、そして複雑な歴史的・社会的な背景と深く結びついた、かけがえのない存在なのです。